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体幹トレーニングって本当にいいの?

前回の記事「筋トレは悪・説」は本当か?
では、筋トレって実際に健康には、効果あるのか?について書きました。

今回は、実際に僕自身が
・どんなトレーニングをしているのか?
・クライアントさんにオススメている運動はどんなことか?

について、お伝えしていきたいと思います。

 

 

体幹トレージングやめました。

まず、以前は「ウェイトトレーニングは体に悪い」と、思っていたので、重りは使わず、自重トレーニングをしていました。その自重トレーニングの中に、「プランク」などの、じーっとする「体幹トレーニング」もやっていました。

オリンピック選手の専属トレーナーを数々経験されてきた方のお話をお聞きする中で、プランクなどの体幹トレーニングは、とても重要度が高いな。ということから、始めていました。

ただ、色々と調べていくうちに、科学的論文の内容を総合的にみると、
・体幹トレーニングより、ウェイトトレーニングの方が効果が高い。自重トレーニングよりウェイトトレーニングの方が効果が高い。というデータばかりで、

特に、筋電計を使った実験で、「筋肉への刺激度」をエクササイズ別に調べた研究が信頼性が高い研究でして、その結果、普通のウェイトの筋トレが最も効果が高かった。ということで、体幹トレーニングはアスリートでない限り、ほぼほぼする必要性はないかなと思っています。

よって、僕は「プランク」などのじーっとする系の体幹トレーニングをやめました。

 

色んな筋肉が動いている

筋肉は、一つの筋肉が単独で動いているわけではなく、いろいろな筋肉が連動しています

たとえは、物を持ち上げる動作では、力こぶの筋肉を縮めると同時に、反対側の二の腕の筋肉は伸びています。

この時、力こぶの筋肉に「縮め!」という神経の指令が送られているのと同時に、反対側の二の腕の筋肉には、「伸びろ!」という指令が送られています。

この指令が、片方だけだと腕は動きません。両方の指令が同時に行われてこそ、腕が動きます。これを「拮抗筋」と言います。

 

また、物を持ち上げる時、力こぶの筋肉だけでなく、手で握る筋肉も動いています。これを「協力筋」と言います。

この拮抗筋・協力筋の連動が、うまくいけば、体はスムーズに動いてくれます。いくら筋肉が大きくても、連動がうまくいかなければスムーズな動きはできません。

 

 

お肉を鍛える  → 神経を鍛える

その連動を司っているのが、神経ですね。脊髄、脳を含めた神経系です。なので、最も大事なことは、筋肉の「お肉を鍛える」。ということより、「神経系を鍛える」。という認識でトレーニングすることが重要になります。

そういう観点から考えると、「プランク」などの、じーっとする系の体幹トレーニングは、拮抗筋同士の連鎖運動があまり行われませんね。しっかりと伸び縮みする運動で、またウェイトを使った伸び縮み運動の方が、より筋肉の連動が行われ、神経によりいいバランス運動になっています。

 

ということで、
体幹トレーニングは、アスリートでない限りあまり必要ない。ってことで、筋トレに軍配が上がっています。ぜひ、ご参考にされていください。

次回は、ウェイトトレーニングよりも、より大事な筋肉の連動についてお伝えする予定です。

 

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